SWELL専用ブロックを使ったデザイン術!おしゃれなサイトの作り方

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WordPressのテーマ選びでSWELLを検討している、もしくはすでに使っているけれど、いまいち機能を持て余しているかもと悩んでいる方は多いのではないでしょうか。サイトをもっと見やすくしたい、プロっぽく仕上げたいという声はよく耳にします。この記事では、SWELL専用ブロックを使ったデザイン術から、初心者でもすぐ実践できるおしゃれなレイアウトのコツや、ブロック同士の組み合わせ方について、私の経験をもとに詳しくまとめています。複雑なコードを書かなくても、マウスクリックだけで驚くほど直感的にサイトが作れてしまうのがSWELLのすごいところですね。基本的な使い方さえ覚えてしまえば、あなたもすぐに魅力的なサイト作りが楽しめるかなと思います。

  • SWELL専用ブロックが持つ基本的な役割と各機能の正しい使い方
  • 洗練されたおしゃれなデザインを作るためのレイアウトと配色ルールのコツ
  • 複数の専用ブロックを組み合わせた高度で効果的なサイト活用法
  • 読者の目を惹きつけ離脱を防ぐタブやバナーなどの実践的な設定手順
目次

SWELL専用ブロックを使ったデザイン術とは

  • SWELL専用ブロックのデザインのコツ
  • SWELLの記事デザインをおしゃれにするコツ
  • SWELL専用ブロックのおしゃれな組み合わせ
  • SWELLのタブブロックの使い方と活用法
  • SWELLのアコーディオンブロックのデザイン

SWELL専用ブロックのデザインのコツ

SWELLでデザインを作るときに一番意識したいのが、「画面の空間(ホワイトスペース)をどう使うか」ということです。マークアップエンジニアの視点から言っても、Webデザインのクオリティは余白の取り方で8割が決まると言っても過言ではありません。

画面の空間を贅沢に使うフルワイドブロックの魅力

とくにトップページやランディングページ(LP)などを作るときは、画面いっぱいに広がる「フルワイドブロック」を活用するのが最大のコツですね。通常のWordPress標準ブロックだと、テーマ側で設定されたコンテンツ幅(例えば横幅1000pxなど)に依存してしまうため、どうしても左右に無駄な余白が生じてしまい、箱庭みたいなこぢんまりとした印象になりがちです。

フルワイドブロックを使って背景色を変えたり、美しい写真を画面幅いっぱい(100vw)に配置したりするだけで、平面的なディスプレイの中に一気にダイナミックな奥行きとスケール感が生まれます。ユーザーがサイトにアクセスした瞬間のファーストビューで「おっ、このサイトは本格的だな」と思わせることができるかどうかが、その後の直帰率を大きく左右するんですよね。

フルワイドブロックを正常に機能させ、画面の端から端まで完全に広げるためには、固定ページの編集画面でサイドバーを「非表示」に設定し、カスタマイザーの基本デザイン設定で「コンテンツの背景を白にする」をオフにしておくのが必須のポイントです。

セクションごとの境界線でサイトの個性を演出

また、SWELLのフルワイドブロックが優秀なのは、単に横幅を広げるだけでなく、上下の境界線を「波」や「斜線」「円」「ジグザグ」といった様々な形状にアレンジできる機能が標準で備わっている点です。

たとえば、親しみやすさや柔らかさを出したいブログなら「波」や「円」のシェイプを使い、先進的でスタイリッシュなIT系のサービスサイトなら「斜線」を使ってシャープな印象を演出するといった具合に、サイトのコンセプトに合わせた細かいカスタマイズがマウスクリックだけで可能です。通常、こういった境界線の装飾を実装しようとすると、SVG画像を自作してCSSでマイナスマージンを調整して…といった非常に面倒なコーディングが必要になるのですが、それを一瞬で実現できるのは本当にありがたいですね。

デバイスごとの余白(Padding)調整がプロっぽさの鍵

さらにプロっぽく見せるための隠し味として、フルワイドブロック内側の上下余白(Padding)の量を、PCとスマートフォンそれぞれで細かく調整することを強くおすすめします。

現代のWebサイト閲覧はスマートフォンからのアクセスが圧倒的多数を占めています。(出典:総務省『令和4年版 情報通信白書』総務省|令和4年版 情報通信白書|PDF版)によると、インターネット利用者のスマートフォン利用率は約9割に達しています。PCの広い画面に合わせて設定した大きな余白を、そのままスマホの狭い画面で表示してしまうと、コンテンツがスカスカになってしまい、ユーザーに「スクロールしても何も出てこない」というストレスを与えてしまいます。SWELLならPCとスマホで余白の量を別々に設定できるため、デバイスに応じた最適なホワイトスペースを確保し、ユーザーに圧迫感も間延び感も与えない、洗練されたデザインが簡単に作れるかなと思います。

SWELLの記事デザインをおしゃれにするコツ

記事のデザインをおしゃれに見せるためには、実は機能をたくさん盛り込んで派手にするよりも「徹底的に統一感を持たせること」の方がずっと大切だったりします。素人っぽさを抜け出し、プロが作ったような洗練されたサイトにするための引き算のデザイン術をお伝えしますね。

使う色は「3色ルール」で徹底的に絞り込む

まず大前提として、サイト全体で使う色は「ベースカラー」「メインカラー」「アクセントカラー」の3色程度に絞り込むのが絶対のおすすめです。これはWebデザインの黄金比とも呼ばれるルールですね。

背景などに用いる白や薄いグレーなどの「ベースカラー」が全体の約70%、サイトのブランドイメージを決定づける「メインカラー」が約25%、そしてリンクボタンやコンバージョンを促す重要な部分にのみピンポイントで使用する「アクセントカラー」を5%程度の割合で配色します。色を使いすぎると読者の視線が分散し、情報の優先順位が全く伝わらなくなってしまいます。SWELLのカスタマイザーでは、このメインカラーを一括で設定できるので、あちこちの色を個別に変えるのではなく、まずはこの大元の設定でサイトのトーンを統一させてしまいましょう。

見出しデザインとサイトの世界観を完全にリンクさせる

次に重要なのが、記事内で頻繁に使用する見出し(H2やH3)のデザインです。SWELLでは見出しの装飾パターンが非常に豊富に用意されていますが、ここでも「サイトの世界観に合致しているか」を常に意識する必要があります。

たとえば、ミニマルでスタイリッシュなサイトを目指しているのに、見出しだけがポップな吹き出し風であったり、過剰に丸みを帯びていたりすると、読者は無意識のうちに違和感を覚えます。H2は左に太いラインが入ったシンプルなもの、H3は下線のみ、といった形で、装飾の強さを階層に応じて徐々に弱くしていくことで、HTMLの構造的にも視覚的にも美しいアウトラインが形成されます。見出しのデザインがセクションごとにバラバラになっていると、それだけで記事全体の可読性が著しく損なわれるため、一度決めたルールはサイト全体で厳格に守ることが大切ですね。

装飾の引き算が読者の可読性を劇的に高める

そして、文章を書く際に一番気をつけてほしいのが「過剰な文字装飾を控える」ということです。

太字、赤文字、マーカー線、文字サイズの変更など、一つの段落の中に複数の装飾を詰め込みすぎると、かえってどこが重要なのか全く分からなくなってしまいます。また、HTMLの構造上(DOMツリー)も不要なタグが増殖してしまい、ページの読み込み速度に悪影響を与える可能性もあります。

本当に伝えたい1つのメッセージに対してのみ、マーカー線を1本だけ引くといった「引き算の装飾」を心がけてみてください。余計なノイズを削ぎ落とすことで、結果的にテキストそのものの説得力が増し、極めてクリーンで読みやすい、そして何より「おしゃれな記事」に仕上がっていくはずです。

SWELL専用ブロックのおしゃれな組み合わせ

SWELLの各ブロックは単体でも非常に便利ですが、複数のブロックを戦略的に組み合わせることで、さらに高度でオリジナリティ溢れるレイアウトが作れます。ここからは、私が実務でもよく使う、実用性とデザイン性を兼ね備えた組み合わせのテクニックをご紹介します。

フルワイド×リッチカラムでシームレスなギャラリーを作る

私のお気に入りで、最も強力なSWELL専用ブロックのおしゃれな組み合わせが、「フルワイドブロックの内部にリッチカラムブロックを配置する」という手法です。

構築手順としては、まずベースとなるフルワイドブロックを配置し、次にその枠内にリッチカラムブロックを追加します。ここからがポイントなのですが、リッチカラムの設定パネルから「カラム間の余白」を「0(余白なし)」に設定します。そして、複数展開したカラムのそれぞれに画像を配置し、カラムの横幅をパーセンテージ(33%や50%など)で指定します。
するとどうなるかというと、画面の左端から右端まで、画像と画像の間に一切の隙間がない、シームレスに連続する非常にスタイリッシュなギャラリーセクションが完成するんです。これはInstagramのフィード画面や、プロのカメラマンのポートフォリオサイトなどでよく見られる洗練された見せ方で、これをノーコードで瞬時に作れるのはSWELLのリッチカラムならではの強みですね。

標準カラムブロックとの圧倒的な機能差

そもそも、WordPressに最初から入っている標準のカラムブロックと、SWELL専用のリッチカラムブロックでは、実務レベルで使える機能にどれくらいの差があるのでしょうか。分かりやすく表にまとめてみました。

機能・設定項目標準カラムブロックSWELL専用 リッチカラムブロック
最大展開列数最大6列まで最大8列まで展開可能
複数行への並列展開1ブロックにつき1行のみ1ブロック内で複数行にわたる要素の配置が可能
端末ごとの表示列数設定スマホは1列、またはPCと同数のみPC、タブレット、スマホそれぞれで個別に列数を指定可能
カラム間の余白設定(ガター)変更不可(テーマ依存)余白幅の緻密な指定、および「余白なし(0)」が可能
モバイル向け横スクロール非対応画像スライダーのような横スクロール表示が可能

このように、リッチカラムブロックはデザインの自由度を飛躍的に高めるための最強のツールとして設計されています。とくに端末ごとの列数指定ができる点は、レスポンシブデザインを構築する上で欠かせない要素です。

モバイルでの「横スクロール」がユーザー体験を向上させる理由

リッチカラムブロックの機能の中でも、モバイルファースト時代において極めて重要なUX(ユーザー体験)改善機能が「横スクロール表示」です。

例えば、料理のレシピ手順、ソフトウェアの導入フロー、あるいは多数の製品バリエーションを紹介する場合、画像を横に4つ並べたものをスマートフォンでそのまま縦に1列ずつ並べてしまうと、ページが異常に長くなり、読者に「スクロール疲れ」を引き起こさせてしまいます。ここで横スクロール機能を有効にすると、ユーザーは指でスワイプしながらコンテンツを水平方向に閲覧できるようになります。縦方向のページ長さをコンパクトに抑えつつ、豊富な情報量を提示できるこのテクニックは、読者の離脱を防ぎ滞在時間を延ばすための高度な情報設計と言えるでしょう。

SWELLのタブブロックの使い方と活用法

記事の文字数が増え、情報量が膨大になればなるほど、読者が目的の情報にたどり着くためのハードルは高くなってしまいます。結果として「自分には関係ない情報ばかりだ」と判断され、ページから離脱されてしまう原因になります。そんな時に大活躍し、読者の認知負荷を劇的に下げてくれるのが「タブブロック」の存在です。

長すぎる記事をスッキリまとめる情報整理の極意

タブブロックの最大の利点は、複数の異なるコンテンツを同じスペースに並行して配置し、ユーザーのクリック(またはタップ)によって瞬時に表示内容を切り替えられることです。これは、HTMLの構造的にも論理的にグループ化された情報を提示するのに非常に適しています。

たとえば、「個人向けプランと法人向けプランの料金表比較」「商品のカラーバリエーションごとの大きな写真」「初心者向けと上級者向けで分けた専門用語の解説」といった、比較・対照されるべき並列の情報を1つのエリアに統合してみましょう。もしこれらを単に縦へ縦へと並べて記述した場合、読者は自分に必要な情報を見つけるために延々とスクロールしなければなりません。タブで切り替えられるようにしておけば、ページ全体が極めてコンパクトにまとまり、読者は自分が必要とする情報だけをピンポイントで選んで読むことができるため、結果的に記事への満足度が大きく向上します。

サイトのトーン&マナーに合わせたタブデザインの選び方

SWELLのタブブロックは、単に機能的なだけでなく、デザイン(スタイル)をサイトのトーン&マナーに合わせて「ノーマル」「ふきだし」「下線」の3種類から直感的に切り替えることが可能です。

「ノーマル」はどんなサイトにも馴染む汎用性の高い標準的なデザインです。「ふきだし」スタイルは、選択されているタブの下部が下を指す三角形の吹き出し形状になり、「今このコンテンツを見ている」という連動性を視覚的に強くアピールできます。ポップなブログや親しみやすさを出したい場合に最適ですね。「下線」スタイルは、タブの下にラインのみが表示される、ミニマルで洗練された印象を与えるデザインで、コーポレートサイトやスタイリッシュなメディアでよく好まれます。さらに、タブ全体を囲むボーダーの追加や、アクティブなタブ領域を目立たせる背景色の設定など、細やかな装飾オプションも用意されているので、サイトの雰囲気を壊すことなく組み込むことができます。

「最初に開くタブ」を操作して読者の視線をコントロールする

タブブロックを活用する上で、マーケティング的にも非常に有益なのが「最初に開くタブの指定」機能です。

通常、Webサイトのタブ要素は一番左側(1番目)のタブがデフォルトで開かれた状態になります。しかしSWELLでは、サイドバーの設定画面から「何番目のタブを最初に開いておくか」を数値で任意に指定できちゃうんです。例えば、情報の流れとして「過去・現在・未来」の順にタブを左から並べて論理的な整合性を保ちつつも、サイト運営者として読者に一番最初に見せたい一番熱い情報が中央の「現在」である場合、初期表示を「2」に設定します。これにより、デザインの美しさを保ちながらも、ユーザーのファーストインプレッションを意図的にコントロールし、コンバージョン率を高めるための戦略的な見せ方が可能になるかなと思います。

SWELLのアコーディオンブロックのデザイン

タブブロックが「並列」の情報を切り替える役割を持つのに対し、SWELLのアコーディオンブロックは「階層」の深い情報を格納し、必要な時だけ展開させるという役割を担います。これもまた、ページの全体像をスッキリと見せるために欠かせない強力なデザインブロックです。

読者の認知負荷を下げる「隠す」デザイン術

記事を書いていると、「ここをもっと詳しく説明したいけれど、興味のない読者にとってはノイズになるかもしれない」と悩むことがありますよね。例えば、特定のツールのマニアックな設定手順、法的な免責事項、あるいは長大な「よくある質問(Q&A)」リストなどです。

こういった、すべてのユーザーが必ずしも読む必要のない詳細情報を、あらかじめ折りたたんで格納しておくのがアコーディオンブロックの正しい使い方です。情報を一旦「隠す」ことで、記事のメインとなる見出しの連続性を保ち、読者に「この記事は何について書かれているか」という全体のアウトラインを瞬時に把握させることができます。詳細を知りたい読者だけがクリックして中身を開けば良いので、幅広い層の読者に対してストレスのない読書体験を提供できるというわけです。

見出し構造(アウトライン)を崩さずに情報を格納する

SWELLのアコーディオンブロックが技術的に素晴らしいのは、タイトル部分(クリックして開閉する部分)のHTMLタグを、単なる`div`タグから`h2`、`h3`、`h4`などの見出しタグまで柔軟に変更できる点です。

これはSEO(検索エンジン最適化)の観点から非常に重要です。検索エンジンは、ページ内の見出しタグをたどってコンテンツの階層構造を理解します。もしアコーディオンの中身が記事の重要なセクションを構成している場合、タイトル部分を`h3`などの適切な見出しタグに設定しておくことで、見た目はコンパクトに折りたたまれていても、検索エンジンに対しては正しい文書構造を伝えることが可能になります。デザインの都合でHTMLの正しい文法を犠牲にしないという設計思想は、マークアップエンジニアとしても非常に高く評価できるポイントですね。

クリックを誘発するデザイン的示唆(アフォーダンス)の工夫

アコーディオンブロックを配置する際にデザイン面で気をつけるべきことは、「中に何が書かれているか」をタイトルで明確に示すことと、それが「クリックによって開閉可能である」ということを読者に直感的に分からせることです。

SWELLでは、タイトルの横に表示されるアイコンを「プラスマイナス」「矢印」「アイコンなし」などから簡単に変更できます。一般的なユーザーは、右端に下向きの矢印やプラスマークがあると「ここを押せばさらに情報が出てくる」と無意識に認識します。これをUIデザインの用語で「アフォーダンス(デザイン的示唆)」と呼びますが、この視覚的トリガーを適切に設定することで、読者が迷うことなく隠された情報にアクセスできるようになります。アイコンの色や枠線のデザインもカスタマイズできるので、サイトのカラーパレットに合わせて違和感のないように調整してみてください。

SWELL専用ブロックを使ったデザイン術の真髄

  • SWELLブロックの使い方の基本と応用
  • SWELLのバナーリンクブロックの使い方
  • SWELLの商品レビューブロックの使い方
  • SWELLのおしゃれなサイトレイアウトのコツ

SWELLブロックの使い方の基本と応用

いくら素晴らしいデザインが作れても、記事を執筆するたびに複雑な設定画面と睨めっこしていては、サイト運営のモチベーションが保てません。SWELLは、最終的なデザインの美しさだけでなく、サイト運営者やライターが記事を作成する際の「執筆速度の向上」と「ストレスの排除」という点においても、極めて洗練されたUIを提供してくれています。

執筆スピードを劇的に上げるスラッシュコマンドと書式セット

記事の執筆中にキーボードから手を離し、マウスに持ち替えてブロックの追加ボタンを探す行為は、思考の連続性を断ち切り、執筆スピードを低下させる最大の要因となります。

SWELLでは、ブロックエディター標準の呼び出し機能を最大限に活用し、文章を入力しながらキーボードで「/(スラッシュ)」を打ち込み、続けて「タブ」や「画像」といったキーワードを入力するだけで、目的のブロックを瞬時に呼び出すことができます。たとえば、SWELLボタンブロックを挿入したい場合は「/button」、バナーリンクブロックを使いたい場合は「/バナーリンク」と入力してエンターキーを押すだけで、直ちにそのブロックが展開されます。このスラッシュコマンドによるショートカット機能と、頻繁に使うテキスト装飾の組み合わせを登録できるSWELL独自の「書式セット」機能を併用することで、執筆のフローが途切れることなく、従来のエディターを使用した際の何倍ものスピードで記事を書き上げることが可能になるんです。

ノーコードで実現するデバイスごとの緻密な表示制御

さらに画期的なのが、ブロック単位での「デバイス別表示・非表示の切り替え」機能です。エディター上で各ブロックを選択した際にポップアップする「ブロックツールバー」から、非常に高度な制御が行えます。

例えば、「PCの広い画面では情報量のリッチな横長のバナー画像を見せたいけれど、スマホの狭い画面ではタップしやすいシンプルな縦長のボタンを見せたい」といったケースは多々あります。従来であれば、CSSのメディアクエリを記述して`display: none;`で切り替えるといったコーディングが必要でしたが、SWELLならツールバーのアイコンをクリックして「PCのみ表示」「スマホのみ表示」と設定するだけで、デバイスの特性に完全に最適化されたコンテンツの出し分けがノーコードで実現します。改行の位置についても、PC用とスマホ用で個別に設定できるブロックがあるため、どちらのデバイスで閲覧しても不自然な位置で文章が途切れることのない、完璧なタイポグラフィを追求できるのも嬉しいですね。

ブログパーツを活用してサイト全体の運用保守を効率化する

もう一つ、SWELLの運用効率を極限まで高めてくれるのが「ブログパーツ」機能です。これは本当に強力な機能なのでぜひ使いこなしてほしいですね。

作成したスライドコンテンツ、特定のバナー群、あるいはCTA(コールトゥアクション)ブロックのセットなどを、あらかじめ「ブログパーツ」として登録しておきます。すると、それらを短いショートコードとして取得できるようになり、複数記事の任意の場所やウィジェットエリアに同じコンテンツを一括で呼び出すことができるようになります。例えば、期間限定のキャンペーンバナーを複数の記事に貼っていた場合、キャンペーンが終わったら大元のブログパーツを1箇所修正(または非公開に)するだけで、全ページの表示が一斉に切り替わります。保守管理の手間が劇的に削減され、サイト全体のデザインの整合性も保ちやすくなるという、まさに一石二鳥の運用テクニックです。

SWELLのバナーリンクブロックの使い方

アフィリエイトリンクのクリック、商品購入、問い合わせといったコンバージョン(最終成果)を目的とするページにおいて、ユーザーのアクションを誘発するデザインパーツの最適化は、サイトの収益性に直結します。その中で、視覚的な訴求力を劇的に高めてくれるのがSWELLの「バナーリンクブロック」です。

画像編集ソフト不要!エディター上で完結するバナー制作

キャンペーンの告知や主力サービスへの誘導において、単なるテキストリンクや標準の画像ブロックよりも、情報が美しく整理された画像リンク(バナー)の方がCTR(クリック率)が高くなる傾向があります。

従来、質の高いバナーを作成するにはPhotoshopやIllustrator、あるいはCanvaといった外部の画像編集ソフトが必要であり、修正のたびに画像を書き出してアップロードし直すという非常に面倒な手間が発生していました。しかし、SWELLのバナーリンクブロックを使えば、WordPressの編集画面上で直接、背景画像の上にタイトルやサブテキストを重ねて配置し、瞬時におしゃれなバナー型のリンクを生成・編集することが可能になります。テキストの修正もエディター上で打ち直すだけなので、PDCAサイクルを圧倒的なスピードで回すことができるようになります。

ブラー(ぼかし)とオーバーレイでテキストの視認性を最大化

バナーリンクブロックでは、デザインを格段に引き上げる高度なカスタム設定がいくつか用意されています。中でも特に強力なのが「ブラー(ぼかし)効果」と「オーバーレイカラー」の活用です。

背景となる写真が明るすぎたり、被写体がごちゃごちゃしていたりすると、上に乗せた文字が同化してしまい全く読めなくなってしまいます。そんな時は、背景画像に少しブラーをかけてぼかし、さらに半透明の黒などのオーバーレイカラーを重ねて画像を暗く落とします。その上に白抜きの太字テキストを配置することで、コントラストが際立ち視認性が飛躍的に向上します。

この「背景を落として白抜き文字を浮かび上がらせる」手法は、視線誘導の観点から非常に強力であり、スマートフォンで画面を高速でスクロールして流し読みをしている読者の指を止める、強烈なフックとして機能します。画像をただ貼るだけでなく、文字を「読ませる」ためのデザイン的工夫がエディター内で完結するのは素晴らしいですね。

マイクロインタラクションがもたらすクリック率の向上

さらに、バナー全体に「影(ドロップシャドウ)」をつけて立体感を演出したり、角の丸みを調整したりして、サイトのブランドイメージに合わせた微調整も可能です。そして忘れてはいけないのが、ユーザーがマウスオーバーした際のアニメーション設定です。

画像が少しズームしたり、明るさがフワッと変わったりする滑らかなアニメーション(マイクロインタラクション)を設定しておくことで、バナーが「クリック可能な要素である」ことを無意識のうちにユーザーに強くアピールできます。当然ながら、画像のAltテキスト(代替テキスト)も設定できるため、画像検索からの流入を狙うSEOや、スクリーンリーダーに対するアクセシビリティへの配慮も万全です。サイト内の重要な導線には、ぜひこのバナーリンクブロックを積極的に活用してみてください。

SWELLの商品レビューブロックの使い方

アフィリエイトサイトや商品紹介ブログ、SaaSなどの比較サイトを運営している方にとって、絶対に使いこなしていただきたいのがSWELLの「商品レビューブロック」です。このブロックは、単に見た目が美しいだけでなく、高度なSEO戦略を組み込んだ非常に実践的な機能を持っています。

読者の購買意欲を喚起する美しいボックスデザイン

商品を紹介する際、ダラダラと文章だけで説明されても、読者は要点を掴めず途中で離脱してしまいます。商品レビューブロックを使用すると、対象となる商品の特徴、メリット・デメリット、総合評価などを、洗練された美しい一つのボックスデザイン内にスッキリと整理して出力することができます。

必須項目である商品名やサービス名を入力し、スター(星)による5段階評価を設定するだけで、プロのレビューサイトのような信頼感のあるレイアウトが完成します。とくに、「良い点」と「悪い点」を視覚的に明確に分けて提示することで、読者に対して「このサイトはメリットばかりを押し付けず、客観的な視点で評価している」という誠実さをアピールでき、結果として商品への信頼度や購買意欲を高めることに繋がります。

検索エンジンに情報を正しく伝える構造化データの力

そして、このブロックの真髄とも言えるのが、背後で「構造化データ(Review Schema)」を自動出力してくれる機能です。

Googleなどの検索エンジンは、ページ内に適切な構造化データがマークアップされている場合、検索結果画面(SERPs)において、通常のページタイトルとディスクリプションの間に、金色の星評価(スターレーティング)やレビューの点数を直接表示する「リッチリザルト(リッチスニペット)」を採用することがあります。
検索結果にこの金色の星が表示されると、他のテキストだけの検索結果に比べて圧倒的に視覚的な存在感が増し、ユーザーの目を強力に惹きつけます。「あ、この記事には詳しい評価が載っていそうだな」と直感的に認識されるため、クリック率(CTR)が飛躍的に向上する可能性があります。専門的なJSON-LDなどのコードを書かずに、ブロックの入力欄を埋めるだけでこの恩恵を受けられるのは、SWELLがSEOに強いと評価される大きな理由の一つですね。

客観的な評価項目を設定して記事の信頼性を高める

商品レビューブロックを効果的に使うためのコツとして、総合評価の星だけでなく、細かい評価項目(例えば「デザイン」「価格」「使いやすさ」「サポート」など)を細分化して設定することをおすすめします。

検索結果への星評価(リッチリザルト)の反映はGoogleの検索アルゴリズムの判断によるため、設定すれば必ず表示されるというものではありません。あくまで一般的な目安としてお考えください。また、商品の価格や仕様などの情報は頻繁に変更されることもあるため、「最終的な正確な情報は必ず各商品の公式サイトをご確認ください」といった読者の自己責任を促す一文を添えることも、サイト運営の誠実さとして大切です。

このように、一つの商品に対して多角的な視点から点数をつけることで、レビューの客観性と解像度が高まります。読者は「自分の重視するポイント(例えば価格の安さよりもサポートの手厚さなど)」に照らし合わせて商品を検討できるようになるため、より納得感のあるコンバージョンへと結びつきやすくなるかなと思います。

SWELLのおしゃれなサイトレイアウトのコツ

ブログの記事がある程度溜まってきて、アクセスも安定してきたら、次に挑戦していただきたいのが「サイト型トップページ」の構築です。WordPressのデフォルト状態である、新着記事が時系列に上から下へ並ぶだけのいわゆる「ブログ型」から脱却し、企業のホームページのようなプロフェッショナルなレイアウトを作るためのコツをお伝えします。

ブログ型からサイト型へ!トップページ構築の基本ステップ

サイト型トップページを作るプロセスは、一見難しそうに見えて実はとても論理的でシンプルです。まず第一に、トップページ専用のデザインを「固定ページ」として新規作成します。この真っ白なキャンバス(固定ページ)に、これまで紹介してきたフルワイドブロックやリッチカラムブロックを配置し、サービス内容やカテゴリ別の案内をグリッド状に並べていきます。

第二に、ブログの新着記事一覧を表示するためだけの、中身が空の固定ページ(タイトルを「ブログ」や「新着情報」とする)をもう一つ作成します。そして第三に、WordPressの「表示設定」から、ホームページの表示を「最新の投稿」から「固定ページ」へと変更し、フロントページに作り込んだデザインのページを、投稿ページに空のページを割り当てます。たったこれだけの手順で、サイトの顔となるトップページが完全にオリジナルのサイト型デザインへと切り替わるんです。複雑なPHPファイルの編集(front-page.phpの作成など)が一切不要なのは、マークアップやコーディングに不慣れな方にとっても非常に大きなメリットですね。

メインビジュアルと記事スライダーでファーストビューを飾る

サイト型トップページの構築において最も重要なのが、ユーザーがアクセスして最初に目にする領域「ファーストビュー」の設計です。

最上部には、画面幅いっぱいに広がるメインビジュアルを配置し、サイトのコンセプトや提供する価値を強烈に印象付けます。SWELLでは、このメインビジュアルの上にキャッチコピーやボタンを美しく重ねることができる機能が標準で備わっています。さらに、ページに動的な要素を加えてユーザーの目を惹きつけ、回遊性を高めるために、SWELLに標準搭載されている「記事スライダー」機能を利用しましょう。
ピックアップ記事や最新の重要記事が自動で横にスライドしていくアニメーションは、サイトに洗練されたプロの息吹をもたらします。スライダーの表示枚数やスクロール速度、スマホでの見え方などもカスタマイザーから細かく設定できるため、サイトの雰囲気に合わせた最適な動きを演出してみてください。

投稿リストブロックを使った効果的なコンテンツの配置

トップページの中段以降では、ただ記事を並べるのではなく、ユーザーの属性や興味に合わせて情報をカテゴリごとに整理して配置(ゾーニング)することが重要です。ここで大活躍するのがSWELLの「投稿リストブロック」です。

このブロックを使うと、特定のカテゴリの新着記事や、特定のタグがついた記事、あるいはアクセス数の多い人気記事のランキングなどを、好きな場所に呼び出してリスト表示させることができます。表示スタイルも、サムネイル画像を大きく見せるカード型表示や、テキスト主体でスッキリ見せるリスト型表示など、複数のレイアウトから選択可能です。「初心者向けガイドはこちら」「最新のガジェットレビュー」といった見出し(H2)の下に、それぞれのターゲットに合わせた投稿リストブロックを配置することで、初めてサイトを訪れた読者にも「このサイトには自分の欲しい情報がどこにあるか」が瞬時に伝わる、極めてユーザビリティの高いトップページが完成します。

SWELL専用ブロックを使ったデザイン術まとめ

ここまで、非常に長文となりましたが、SWELL専用ブロックを使ったデザイン術からサイト型トップページの構築に至るまで、網羅的に解説してきました。SWELLが持つ機能の奥深さと、それを情報設計という観点からどう活用すべきか、少しでもヒントになれば嬉しく思います。

機能の豊富さに溺れず「目的」を見失わないこと

SWELLは本当に多機能で、カスタマイズの自由度が非常に高いテーマです。だからこそ注意してほしいのが、「あれもこれもと機能を詰め込みすぎて、本来の目的を見失ってしまう」ことです。装飾パーツを無差別に配置し、見た目をただ華やかにすることがデザインではありません。

フルワイドブロックで空間を支配し、リッチカラムで情報を美しく整理し、タブやアコーディオンで認知負荷を下げる。そしてバナーやボタンで視線を誘導し、構造化データで検索エンジンと対話する。これら一つひとつのブロックが持つ特性を深く理解し、あなたのサイトが目指す「ゴール(読者の悩み解決やコンバージョン)」に向けて、それらを緻密に組み合わせていくことこそが、本当の意味でのデザイン術なのかなと思います。

読者目線のユーザビリティこそが最高のおしゃれ

最終的に最も大切にしていただきたいのは、「読者にとって読みやすく、使いやすいか」という視点です。どんなに斬新で凝ったレイアウトを作っても、スマートフォンで見た時に文字が小さすぎて読めなかったり、余白が詰まりすぎてタップしづらかったりすれば、それは優れたデザインとは言えません。

SWELLのブロックエディターには、デバイスごとの表示制御や余白の微調整など、読者への気配りを形にするための機能が完璧に揃っています。自分が作ったページを必ずスマートフォンでも確認し、「自分自身が読者だったら、ここでストレスを感じないか」を常に問いかけながら微調整を繰り返してみてください。その小さな気配りの積み重ねが、結果として離脱率の低下や滞在時間の延長を生み、SEOの評価も引き上げる「真に美しいWebサイト」を作り上げます。焦らず少しずつ、楽しみながらSWELLという素晴らしいツールを使いこなし、あなただけのサイトを育てていってくださいね。

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