海外のスリ対策完全ガイド|安全な旅の持ち物リスト

【PR】この記事には広告を含む場合があります。   ※オリジナルの画像を使用しています。

海外旅行の計画は心躍るものですが、その一方で、言葉の通じない土地でのスリや盗難への不安は誰もが感じることでしょう。「スリに遭いやすい国はどこですか?」といった全般的な疑問から、比較的安全とされる韓国でスリを防止するにはどうしたらいいですか?といった具体的な心配まで、悩みは尽きないものです。この記事では、海外旅行を心から安心して楽しむための、基本的な海外のスリ対策から応用テクニックまでを網羅的に解説します。特に、盗難防止の要となる海外のスリ対策バッグの選び方は、旅の安全を左右する重要なポイントです。ユニクロ無印良品といった身近なブランドで手軽に購入できるアイテムの活用法から、機能性に優れたボディバッグレディース向けのおしゃれなデザインのものまで、あらゆるニーズに応える選択肢を幅広くご紹介します。さらに、今や最も狙われやすい貴重品である海外のスリ対策としてのスマホの守り方や、持っているだけで安心感が格段に上がる便利なグッズについても詳しく説明しますので、ぜひ出発前の万全な準備にお役立てください。

  • スリに狙われやすい国や具体的な危険な場所がわかる
  • 観光、移動、食事などシーン別の具体的なスリ対策を理解できる
  • 防犯機能とファッション性を両立した最適なバッグが見つかる
  • スマートフォンやカード情報など目に見えない資産を守る方法がわかる
目次

まずは知っておきたい海外のスリ対策の基本

  • 特に注意!スリに遭いやすい国はどこですか?
  • 韓国でスリを防止するにはどうしたらいいですか?
  • 海外のスリ対策でスマホはどう守る?

特に注意!スリに遭いやすい国はどこですか?

海外旅行でスリ被害を避けるためには、まずどの国や地域で特に注意が必要かを知っておくことが、対策の第一歩です。残念ながら、日本人観光客は「多額の現金を持ち歩いている」「平和な環境に慣れていて危機管理が甘い」と見なされ、世界中のスリ集団から格好のターゲットにされやすいという現実があります。

外務省の海外邦人援護統計によると、窃盗(スリ、置き引き、ひったくりを含む)は、長年にわたり海外で日本人が巻き込まれる犯罪の中で圧倒的に多くの割合を占めています。特に、歴史的な建造物や美しい街並みが魅力のヨーロッパの主要な観光都市では、スリの被害が日常的に多発しています。世界中から観光客が集まる場所は、その喧騒と人混みがスリにとって絶好の活動環境となるのです。以下に、特に被害報告の多い国と、具体的な注意すべき場所、そして彼らの手口をまとめました。

国名特に注意が必要な都市・場所主な手口の具体例
フランスパリ(地下鉄の駅・車内、ルーブル美術館やオルセー美術館の周辺、エッフェル塔、モンマルトル地区など)複数人で取り囲み一人が話しかけて注意を引く、署名を求めるふりをする、子供たちが集団で寄ってくる
イタリアローマ(地下鉄A・B線、テルミニ駅周辺)、ミラノ(ドゥオーモ広場)、フィレンツェ(中央市場)わざとケチャップや鳥のフンに似せた液体をかけ、親切に拭くふりをして盗む、ミサンガを強引に結びつけ高額請求する
スペインバルセロナ(サグラダ・ファミリア周辺、ランブラス通り、ゴシック地区)、マドリード(マヨール広場)偽の警察官を名乗りパスポートや財布の提示を求め、中身を抜き取る、花やローズマリーを差し出して気を引く
イギリスロンドン(地下鉄、大英博物館などの有名観光スポット、パブ)ATM操作中に背後から話しかけて注意をそらしカード情報を盗む、二人乗りのバイクによるひったくり

もちろん、これらの国以外でも、ベトナムやタイといった東南アジアの活気ある市場や、南米の公共交通機関など、人が物理的に密集する場所では常に最大限の警戒が必要です。スリは単独犯とは限らず、多くは複数人のグループで巧妙に役割分担し、ターゲットの選定から実行、逃走までを組織的に行います。彼らはプロであり、観光客の心の隙を見抜く達人なのです。

「自分は大丈夫」という油断が最も危険です

日本は世界的に見ても非常に治安の良い国であり、私たちはその環境に慣れています。カフェで席を取るためにスマートフォンを置いたり、バッグの口を開けたまま歩いたりといった日本の日常的な行動が、海外ではスリに「私は無防備です。狙ってください」とアピールしているのと同じことになってしまいます。海外に一歩足を踏み入れた瞬間から、「日本の常識は通用しない」と意識を切り替え、常に危機意識を持つことが何よりも重要な対策です。

韓国でスリを防止するにはどうしたらいいですか?

お隣の国、韓国は比較的治安が良い国として知られており、初めての海外旅行先としても人気です。しかし、その安心感が油断につながり、思わぬ被害に遭うケースも少なくありません。特に日本人観光客が多く集まるソウルの繁華街では、スリや置き引きのリスクが常に存在します。

特に注意すべき場所

明洞(ミョンドン)のコスメショップや屋台、東大門市場のファッションビル、南大門市場の雑踏などは、買い物に夢中になっている観光客を狙うスリにとって絶好の場所です。また、多くの路線が乗り入れるソウルの地下鉄は、ラッシュアワーの時間帯や観光客で混雑する駅(ソウル駅、弘大入口駅など)で注意が必要です。多くの人が行き交うため、体が軽く接触しても不自然に思われにくく、犯行に気付きにくい状況が生まれます。

韓国旅行で実践したい具体的なスリ対策

基本的な対策は他の国と共通していますが、韓国の文化や状況に合わせた以下の点を特に意識すると、より安全に旅行を楽しむことができます。

  • 現金管理を徹底する:韓国はキャッシュレス化が進んでいますが、屋台などでは現金が必要です。ウォンは紙幣の種類が多く、支払いの際に財布の中身が見えやすくなります。その日に使う最低限の現金(目安として数万ウォン程度)を小さな財布やポケットに入れ、残りはホテルの金庫やセキュリティポーチで別に保管しましょう。
  • バッグは常に体の前に:これは世界共通の鉄則です。リュックサックは前に抱える「カンガルースタイル」を徹底し、ショルダーバッグは必ず体の前で、できれば上から手で押さえるように持ちましょう。
  • カフェや飲食店での置き引きに注意:韓国のおしゃれなカフェでは、つい長居したくなりますが、日本と同じ感覚で席に荷物を置いたまま注文に行ったり、トイレに立ったりするのは絶対にやめてください。貴重品は常に身につけて行動することが重要です。
  • 深夜の一人歩きは避ける:特に飲み屋街の路地裏や人通りの少ない場所は、昼間と雰囲気が一変することがあります。たとえ大通りでも、酔客に絡まれるなどのトラブルも考えられます。危険なエリアには興味本位で近づかないようにしましょう。

韓国の方は親切な人が多く、日本語が通じる場面も多いため、つい日本の延長のような感覚になりがちです。しかし、その心の隙が危険を招きます。楽しい旅行の思い出を台無しにしないためにも、「ここは海外である」という意識を常に持ち、「自分の身は自分で守る」ことを忘れないでくださいね。

海外のスリ対策でスマホはどう守る?

今や海外旅行において、地図、カメラ、翻訳機、連絡手段、そして財布の役割まで果たすスマートフォンは、まさに生命線とも言える存在です。しかし、その多機能性と価値の高さから、世界中のスリにとって最も魅力的で換金しやすいターゲットの一つになっています。特に最新モデルのスマートフォンは非常に高値で取引されるため、プロのスリ集団に専門的に狙われるケースも後を絶ちません。

万が一スマートフォンを盗まれてしまうと、旅の思い出である写真を失うだけでなく、個人情報やクレジットカード情報の漏洩、緊急時の連絡手段の喪失など、被害は計り知れません。旅そのものの続行が困難になる深刻な事態に陥る可能性もあります。ここでは、その生命線であるスマートフォンを確実に守り抜くための物理的・システム的な対策を詳しく紹介します。

ズボンの後ろポケットは「盗難ボックス」と心得るべし!

日本では多くの人が無意識に行っていますが、ズボンの後ろポケットにスマートフォンを入れる行為は、海外では「どうぞ、ご自由にお持ちください」と書かれた箱を背負って歩いているようなものです。熟練したスリにとっては、人混みで軽くぶつかるふりをするだけで、気づかれずに抜き取ることは朝飯前です。ジャケットの胸ポケットや外ポケットなども同様に非常に危険です。

物理的に守る具体的な方法

まず、スマートフォンを安易に出し入れできる場所に保管しないことが鉄則です。バッグの中でも、ファスナー付きの奥深い内ポケットなど、取り出すのに一手間かかる場所にしまいましょう。

さらに、以下のアイテムを活用することで、物理的な防御力を飛躍的に高めることができます。

  • ショルダーストラップの活用:常に体に繋いでおくことで、ひったくりやうっかりした置き忘れをほぼ完璧に防止できます。ただし、ストラップそのものを刃物で切られる可能性もゼロではありません。可能であれば、ストラップ内部にワイヤーが埋め込まれた強度の高い製品を選ぶと、さらに安心感が増します。
  • スマホリングやハンドストラップの装着:スマートフォンを操作中に手から滑り落ちるのを防ぐだけでなく、ひったくり犯が一瞬で奪い去るのを困難にする効果も期待できます。しっかりと指や手首に通して使う癖をつけましょう。

歩きスマホは、自ら危険を呼び込む行為

地図アプリを見ながらの「歩きスマホ」は、周囲への注意力が完全に散漫になるため、スリやひったくり犯に「絶好のチャンス」を与えてしまいます。道を確認したいときは、必ず一度立ち止まり、カフェの店内や建物の壁を背にするなど、背後から接近されにくい安全な場所で、周囲に警戒しながら短時間で操作するように心がけてください。

システム的に守るための事前設定

万が一盗まれてしまった場合に備え、データとプライバシーを守るための設定も日本にいる間に必ず行っておきましょう。

  • 強固なパスコードと生体認証の設定:推測されやすいパスワードは避け、必ず指紋認証や顔認証を設定しておきます。
  • 「iPhoneを探す」「デバイスを探す」機能の有効化:紛失・盗難時に遠隔でデバイスの位置を特定したり、ロックしたり、データを消去したりできる非常に重要な機能です。必ずONにしておきましょう。
  • データの自動バックアップ:iCloudやGoogleフォトなどを活用し、大切な写真やデータが自動でクラウドに保存されるように設定しておけば、デバイスを失っても思い出まで失うことはありません。

アイテムで強化する海外のスリ対策

  • 基本となる海外のスリ対策バッグの選び方
  • スリ対策に有効なボディバッグの活用術
  • スリ対策とおしゃれを両立するバッグ
  • 女性向けスリ対策バッグレディースモデル
  • ユニクロで揃うスリ対策バッグ
  • 無印良品のスリ対策におすすめのバッグ
  • バッグと併用したい海外のスリ対策グッズ

基本となる海外のスリ対策バッグの選び方

海外でのスリ対策を考える上で、バッグ選びは最も重要な要素の一つであり、旅の安全性を左右する最大の防御策と言っても過言ではありません。どのようなバッグを選ぶかによって、スリに狙われる確率、そして万が一狙われた際に被害を防げる確率が劇的に変わってきます。結論から言えば、スリ対策に最適なバッグとは「第三者が簡単には開けられず、常に自分の体の一部として意識し、管理できるもの」です。

絶対に譲れない!スリに強いバッグの3つの必須条件

旅行用のバッグを選ぶ際には、デザインや容量だけでなく、以下の3つの防犯ポイントを最優先で必ずチェックしてください。

  1. 開口部がファスナーで完全に閉まること:ボタンやマグネットホック式のバッグは、見た目はおしゃれでも、スリから見れば簡単に手が入る「開いた箱」も同然です。必ずバッグの口が端から端までファスナーで完全に閉まるタイプを選びましょう。さらに理想を言えば、そのファスナーの上を覆うようにかぶせ(フラップ)が付いているデザインは、ファスナーを隠し、開ける動作をより複雑にするため防犯性が格段に高まります。
  2. 体の前に持ってきて密着させられること:自分からは全く見えない背中側にあるリュックサックや、体の後ろに回りがちなショルダーバッグは、スリの格好の的です。体にフィットする斜めがけ(クロスボディ)タイプのショルダーバッグやボディバッグのように、常に自分の視界に入り、自然と手でガードできる位置で持てるものが理想的です。
  3. 簡単には切れない丈夫な素材でできていること:特に混雑した場所では、ナイフやカッターでバッグの底や側面を切り裂き、中身だけを抜き取るという非常に悪質な手口も存在します。ペラペラな薄い生地ではなく、ある程度の厚みと強度がある、簡単には切れない丈夫な生地(高密度ナイロンや厚手の帆布など)のバッグを選ぶことも重要なポイントです。

これらのバッグは避けるべき!NG例

安全な旅行のためには、以下の特徴を持つバッグをメインで使うのは絶対に避けましょう。

  • 開口部が大きく開いたトートバッグ
  • 口が巾着のように紐で絞るだけのバッグ
  • 背負ったままのリュックサック(特に外ポケットに貴重品を入れるのは論外)
  • フタやファスナーのないハンドバッグ

これらのバッグは、スリに「私は格好のターゲットです」と積極的にアピールしているようなものです。安全な旅行のためには、まず防犯性能を最優先してバッグを選ぶという意識改革が不可欠です。

スリ対策に有効なボディバッグの活用術

近年、そのコンパクトさとファッション性から男女問わず人気が高まっているボディバッグは、海外旅行におけるスリ対策においても非常に有効かつ合理的なアイテムです。その最大の利点は、体にぴったりとフィットさせ、常に体の正面で持ち運べることにあり、貴重品を最も安全に管理する方法の一つと言えるでしょう。

ボディバッグがスリ対策に優れている理由

ボディバッグが持つ防犯上のメリットは、その形状と使い方に集約されています。

  • 常に視界と手の届く範囲にある:胸の前で斜めがけにすれば、バッグは常に自分の視界に入り、人混みでは自然と腕でガードする体勢になります。これにより、スリが接近すること自体が困難になります。
  • 体に密着し隙間を作らない:体にフィットさせて装着するため、バッグと体の間に不要な隙間が生まれにくく、スリが手や道具を差し込む物理的な余地を与えません。
  • 両手が自由になり注意力が持続する:両手が完全にフリーになるため、地図を確認したり、写真を撮ったり、お土産を選んだりする際にも、バッグへの注意が散漫になりにくいという大きなメリットがあります。

最強の防犯スタイル「インナージャケット戦法」

防犯性を究極まで高めるなら、ボディバッグをジャケットやパーカー、シャツなどのアウターの下に着用するのが最もおすすめです。こうすることで、バッグの存在自体が外からは完全に見えなくなり、スリのターゲットリストから外れる確率が格段に上がります。パスポートや多額の現金、予備のクレジットカードなど、絶対に失うことのできない最重要貴重品は、この方法で持ち歩くことでほぼ完璧に守ることができます。

もちろん、ボディバッグはそのコンパクトさゆえに収納力が限られているという側面もあります。そのため、ハンカチやティッシュ、リップクリーム、羽織もの、ペットボトルの飲み物など、頻繁に出し入れしかつ盗まれても被害が少ないものは、別途エコバッグや小さめのトートバッグに入れて持ち歩くのが賢明です。ボディバッグには「現金、カード、スマートフォン、パスポートのコピー」といった一軍の貴重品のみを厳選して収納するという「貴重品の集中管理と役割分担」が、スマートで安全な旅のコツです。

スリ対策とおしゃれを両立するバッグ

「防犯性は最重要。でも、せっかくの海外旅行だからファッションにもこだわりたい」…そう考えるのは当然のことです。いかにも「旅行者です」「防犯用です」といった無骨なデザインのバッグは、気分も上がりませんよね。嬉しいことに、そうしたニーズに応えるべく、最近ではスリの手口を徹底的に研究して作られた高い防犯機能と、日常使いできる優れたデザイン性を両立した「防犯バッグ」が数多く登場しています。

これらのバッグは、一見すると普通のおしゃれなショルダーバッグやリュックサックですが、その内部には旅行者を守るための様々なセキュリティ機能が巧妙に隠されています。

最先端の防犯バッグに搭載された主な機能

洗練されたデザインの防犯バッグには、以下のような機能が標準的に、あるいはオプションとして搭載されていることが多いです。これを知っておくだけでも、バッグ選びの基準が変わるはずです。

  • 隠しファスナーや多重ロック付きファスナー:ファスナーの引き手が特殊なフックになっていてループに通すことで固定されたり、カラビナやダイヤル錠でロックできたりと、第三者が一瞬で開けることを物理的に不可能にする構造になっています。
  • 切り裂きに強い防刃・防刃素材:バッグの生地内部にステンレスワイヤーのメッシュが埋め込まれていたり、防刃ベストにも使われる特殊繊維が織り込まれていたりして、カッターナイフなどによる切り裂き攻撃を完全に防ぎます。
  • スキミング防止(RFIDブロック)ポケット:クレジットカードやパスポートに内蔵されたICチップの情報を、特殊なリーダーで不正に読み取る「スキミング」を防止する特殊なフィルムが内蔵されたポケットです。ここにカード類を入れておけば、満員電車などでも安心です。
  • 切断不可能なワイヤー入りストラップ:ショルダーストラップの内部に頑丈なワイヤーが通っており、刃物でストラップを切断してバッグごと持ち去るという凶悪なひったくりを防ぎます。

防犯バッグのグローバルリーダーとして有名な「Pacsafe(パックセーフ)」や、アメリカで人気の「Travelon(トラベロン)」といったブランドは、こうした機能を搭載しつつ、デザインのバリエーションも非常に豊富です。リュック、ショルダー、トート、ボディバッグまで、あらゆるスタイルが揃っています。こうした専門ブランドの製品に投資することは、安全への投資であり、結果的に安心して旅を楽しむための最良の選択肢の一つと言えるでしょう。

女性向けスリ対策バッグレディースモデル

女性にとってバッグは、単なる荷物入れではなくファッションの一部です。そのため、機能性はもちろんのこと、その日の服装に合わせたデザインや色、サイズ感もバッグ選びの非常に重要なポイントになります。幸い、こうしたニーズに応える形で、最近はレディースファッションに自然に溶け込みながらも、しっかりと貴重品を守ってくれる安全なバッグが豊富に展開されています。

海外旅行における女性のバッグ選びの基本は、コンパクトなショルダーバッグやポシェットを体にフィットさせるように斜めがけすることです。小さなバッグは物理的に邪魔になりにくく、常に体の前で持つことで、自分の手や腕で自然にガードできるため、貴重品の管理が格段にしやすくなります。

女性が陥りがちなバッグ選びの注意点

デザイン性を優先するあまり、防犯の基本を忘れてしまうのが最も危険な落とし穴です。特に、以下のタイプのバッグはスリの標的になりやすいため、海外旅行でのメインバッグとして使用するのは絶対に避けましょう。

  • 開口部が大きく開いたトートバッグ
  • ファスナーがなく、ボタンやリボンで留めるだけのハンドバッグ
  • 中身が透けて見えるビニールバッグやメッシュバッグ

これらのバッグは、人混みではいとも簡単に中身を抜き取られてしまいます。

どうしてもお気に入りのトートバッグを使いたい場合は、必ずバッグの上部が完全に閉まる天ファスナーが付いているものを選び、さらに貴重品はバッグインバッグやファスナー付きのポーチに入れて内側で二重にガードするなど、厳重な工夫が不可欠です。

賢く安全なおすすめスタイル

  • 高機能なお財布ショルダー(ウォレットショルダー):内部にカードポケットやファスナー付きの小銭入れ、スマートフォン用のスペースなどが機能的に配置されており、文字通り財布を持たずに済む「お財布ショルダー」は、貴重品の管理がしやすく、会計時もスマートでおすすめです。
  • 上品なデザインの専門防犯バッグ:前述の専門ブランドからも、上質なレザー調の素材を使ったり、きれいめなファッションにも合わせやすいフェミニンなデザインのバッグが多数販売されています。

また、貴重品を入れるメインの小さな斜めがけバッグと、買い物した荷物やお土産を入れるためのおしゃれなエコバッグやサブトートを「2個持ち」するのも非常に賢い方法です。これにより、メインバッグを開け閉めする回数を最小限に抑えられ、スリに中身を見られるリスクを減らしつつ、スマートに旅行を楽しむことができます。

ユニクロで揃うスリ対策バッグ

高価な専門ブランドの防犯バッグでなくても、私たちの生活に身近なユニクロのアイテムを賢く選択し、正しく使うことで、非常に効果的なスリ対策が可能です。ユニクロのバッグは、世界中の人々に愛されるシンプルで機能的なデザイン、そして何より誰もが手に取りやすい価格で手に入るのが最大の魅力です。

その中でも、発売以来、世界的な大ヒット商品となり、海外旅行者の間で「神バッグ」として絶大な人気を誇るのが「ラウンドミニショルダーバッグ」です。

ラウンドミニショルダーバッグはなぜスリ対策に有効か

このバッグが旅行中のスリ対策に非常に適している理由は、その考え抜かれた形状と機能性にあります。(出典:ユニクロ公式オンラインストア

  • 体に絶妙にフィットする三日月形:体に沿うようにデザインされた独特の形状により、斜めがけすれば自然と体の前面に収まり、邪魔になりません。このフィット感が、スリが手を入れる隙間を物理的になくします。
  • 信頼性の高いファスナー:バッグの開口部は、端から端までしっかりとファスナーで閉じることができます。防犯の基本をしっかりと押さえています。
  • 見た目以上の収納力と便利な内ポケット:軽量でコンパクトながら、500mlのペットボトルや長財布も収納可能。内側には小物を整理できるポケットが付いており、パスポートやスマートフォンの定位置を決めておくのに便利です。

このバッグを常に体の前で持ち、人混みではファスナーの引き手部分を上から手で軽く押さえるように意識するだけで、スリが手を出すのをためらわせる十分な効果があります。

もう一つ隠れた名品としておすすめなのが「ブロックテックショルダーバッグ」です。こちらは本来、雨水の侵入を防ぐための「止水ファスナー」が採用されていますが、この特殊なファスナーは通常のコイルファスナーに比べて開閉が固く、少し力が必要です。この特性が意図せず防犯性を高めており、「スリが瞬時に開けるのは難しいだろう」という安心感があります。

ユニクロの製品は世界各国の主要都市に店舗があるため、万が一旅先でバッグが壊れたり汚れたりしても、同じものや代わりのものを容易に調達しやすいという安心感もあります。また、シンプルで目立ちにくいデザインは、スリに「高価なものを持っていそうだ」という印象を与えにくい点でも、海外旅行において非常に有利と言えるでしょう。

無印良品のスリ対策におすすめのバッグ

無印良品のアイテムもまた、その徹底されたシンプルさと、使う人の視点に立った機能性から、海外旅行のスリ対策に非常にうまく活用できます。「これが良い」ではなく「これで良い」という無印良品のコンセプトは、自己主張が少なく華美な装飾がないため、現地の生活風景に自然に溶け込みやすく、悪目立ちしたくない海外旅行において大きなメリットとなります。

無印良品の数あるトラベル用品の中でも、特におすすめしたいのが、「撥水サコッシュ」や「ポリエステルダブルファスナーケース・ショルダー付」といった、薄型・軽量のショルダータイプのポーチです。

無印良品のアイテムを「見せない収納」として活用する術

これらのアイテムは、メインバッグとして使うのではなく、むしろ「第二の財布」「動く金庫」として活用することで、その真価を発揮します。

  • 薄型・軽量で「インナー」に最適:ジャケットやコート、あるいはシャツの下に身につけても、服のシルエットに響きにくく、かさばりません。これにより、最強の防犯対策である「セキュリティポーチ」と全く同じ使い方が可能です。
  • 考え抜かれた仕切りとポケット:特に「ダブルファスナーケース」のように、収納スペースが明確に分かれているものは、パスポートと予備のクレジットカード、日本円と現地通貨などを体系的に整理して保管するのに非常に便利です。どこに何があるか把握しやすいため、安全な場所での出し入れもスムーズです。
  • 究極にシンプルなデザイン:ブランドロゴなどが一切なく、装飾を排したデザインは、万が一外から見えても貴重品が入っているとは悟られにくいという利点があります。

私自身、長年無印良品のネックストラップ付きポーチを、パスポートや予備のクレジットカード、緊急連絡先を書いたメモなどを入れるための「最終防衛ライン」として愛用しています。首からかけて服の内側に入れておけば、これだけは絶対に盗られることはない、という絶対的な安心感が得られます。メインのバッグとは別に、こうした「見せない収納」を一つ用意しておくことが、万全のスリ対策の鍵です。

無印良品のトラベル用品(MUJI to GO)は、世界中の旅行者から高い評価を得ており、これらのショルダータイプのポーチ以外にも、旅の安全と快適さを高めてくれる逸品がたくさん見つかります。出発前に一度、店舗やオンラインストアをチェックしてみることを強くおすすめします。

バッグと併用したい海外のスリ対策グッズ

防犯性の高いバッグを選ぶことはスリ対策の基本ですが、それに加えて専用の対策グッズを併用することで、セキュリティレベルを「万全」に近づけることができます。これらのグッズは、いわば「第二、第三の防衛ライン」として機能し、万が一バッグが狙われたとしても、あるいはバッグを持たないシーンでも、あなたの大切な貴重品を確実に守ってくれます。

セキュリティポーチ(シークレットポーチ):最終防衛ライン

これは海外旅行における防犯対策の基本中の基本であり、最も信頼性の高いアイテムです。腹巻きのように腰に巻くウエストベルトタイプや、首から下げるネックポーチタイプがあり、パスポート、予備のクレジットカード、日本円を含む多額の現金など、旅の生命線とも言える絶対になくしてはいけないものを、服の下に物理的に隠します。出し入れは必ずホテルの客室や施錠できるトイレなど、他人の目に触れない安全な場所で行い、街なかで安易に見せることは絶対に避けてください。肌に直接触れるものなので、メッシュ素材や肌触りの良い生地のものを選ぶと快適です。

ワイヤーロック:置き引き対策の必需品

空港でのフライト待ちや、ヨーロッパなどで一般的なコンパートメント式の長距離列車、夜行バスでの移動中に絶大な効果を発揮します。荷物棚に置いたスーツケースやバックパックを、近くの網棚の支柱や座席のフレームなどにワイヤーロックで固定しておくことで、仮眠中やトイレなどで少し席を離れる際の置き引きのリスクを劇的に減らすことができます。ドミトリー(相部屋)タイプの安宿に泊まる際にも、ベッドフレームに荷物を固定するために必須のアイテムです。

南京錠・カラビナ:ファスナーを物理的に封印

バッグのファスナーの引き手に取り付けることで、スリが簡単に開けることを物理的に防ぎます。特にリュックサックの場合、メイン収納とサブ収納、両方のファスナーの引き手をまとめて一つの南京錠でロックすると非常に効果的です。その都度、鍵を取り出す手間が不要なダイヤル式のものがコンパクトで便利です。

スキミング防止カード・ケース:見えない脅威から守る

近年増加している、特殊な機械でクレジットカードやパスポートのICチップ情報を不正に読み取る「スキミング」犯罪から、あなたの個人情報や資産を守ります。財布やパスポートケースに一枚入れておくだけで、周囲からの電波を遮断するカードタイプが手軽でおすすめです。カード情報を守ることは、現金を守ることと同じくらい重要です。

これらのグッズを揃えることで安心感は増しますが、それらに頼り切ってしまうのは危険です。最も大切なのは、常に「貴重品から目を離さない、肌身離さない」という基本的な危機意識であり、これらのグッズはその意識を補助するためのものであることを忘れないでください。

万全な海外のスリ対策で安全な旅を

  • 海外では「常に誰かに狙われているかもしれない」という危機意識を標準装備する
  • 特にヨーロッパの主要観光都市や人が密集する場所では警戒レベルを最大にする
  • 韓国など治安が良いとされる国でも日本の常識は捨て油断しない
  • スマートフォンは最も狙われる貴重品と認識しズボンの後ろポケットには絶対入れない
  • スマホの盗難・ひったくり防止にはワイヤー入りのショルダーストラップが極めて有効
  • メインで使うバッグはファスナーで完全に閉まり体の前に持ってこれるものを選ぶ
  • リュックサックは背負わず必ず前に抱えて持つことを徹底する
  • ボディバッグは体に密着させ可能であればジャケットの下に隠して使うと最強
  • おしゃれを諦めず安全も確保できる防犯専門ブランドのバッグも賢い選択肢
  • 女性は開口部の開いたトートを避けファスナー付きの小さめな斜めがけバッグがおすすめ
  • ユニクロのラウンドミニショルダーバッグは安価で機能性が高く世界中で評価されている
  • 無印良品のサコッシュやポーチは貴重品を分散させる「見せない収納」として活用する
  • パスポートや予備資金など生命線となる貴重品はセキュリティポーチで服の下に隠す
  • ワイヤーロックは長距離移動やドミトリー形式の宿での置き引き防止に絶大な効果を発揮する
  • バッグの対策と防犯グッズの組み合わせでセキュリティは飛躍的に向上する
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次