「先月の水道料金の請求書を見て、目を疑ってしまった……」
「いつも通り生活しているはずなのに、なぜか水道代が急激に上がっている」
このような突然のトラブルに直面し、不安を感じている方は少なくありません。実は、その原因として非常に多いのが、給湯器やエコキュートの故障による水漏れなのです。これらは屋外に設置されていることが多く、発見が遅れがちになるため、気づかないうちに大量の水が流れ出してしまうケースが後を絶ちません。
給湯器が壊れたサインは?という初期症状の疑問から、実際に水がポタポタ垂れると水道代はいくらくらいになりますか?といった具体的な損失額の試算まで、知っておくべき情報は多岐にわたります。また、万が一高額請求が来てしまった場合、水道の水漏れは支払い義務がありますか?という法的な責任の所在や、漏水で水道代が払えない場合の救済措置についても理解しておく必要があります。
特に近年普及しているエコキュートの場合、エコキュートの水漏れで水道代が請求された際に、エコキュートの水漏れで水道代の保証はあるのか、火災保険は使えるのかといった複雑な疑問も生じます。給湯器の水漏れはガス代にも影響するのか、給湯器が壊れた場合、修理費用はいくらくらいですか?といったコスト面の全体像を把握することも、家計を守るためには不可欠です。
さらに、給湯器の配管水漏れはどこに連絡すれば良いのか、自分で給湯器の水漏れを止める方法はあるのかといった緊急時の対応から、自治体による給湯器の水漏れで水道代の減免制度の適用条件まで、正しい知識がなければ損をしてしまう可能性すらあります。
この記事では、給湯器トラブルに詳しいプロのライターが、水漏れによる水道代高騰の原因から、具体的な解決策、費用の相場までを徹底的に解説します。
- 給湯器の水漏れが水道代やガス代に与える具体的な金額と計算目安
- 水漏れ発生時にまず行うべき応急処置と住居タイプ別の連絡フロー
- 高額な水道料金の支払いが困難な場合に利用できる減免制度の詳細
- 給湯器およびエコキュートの修理・交換費用の相場と保証の範囲
給湯器の故障で水道代が上がる原因とサイン
- 給湯器が壊れたサインは?
- 水がポタポタ垂れると水道代はいくらくらいになりますか?
- 給湯器の水漏れはガス代にも影響する
- 給湯器の配管水漏れを止める方法とどこに連絡すべきか

給湯器が壊れたサインは?
給湯器はある日突然動かなくなることもありますが、多くの場合、完全に機能停止する数週間から数ヶ月前に、何らかの不調のサインを発しています。これらの「前兆」を早期に察知し、メンテナンスを行うことができれば、大規模な水漏れによる水道代の高騰や、ガス代の浪費、さらには不完全燃焼による事故を未然に防ぐことが可能です。
日常生活の中で、以下のような症状が見られた場合は、内部部品の劣化や基盤の不具合が進行している可能性が高いと考えられます。
見逃してはいけない故障の予兆リスト
- お湯の温度が安定しない(冷水サンドイッチ現象):シャワーを使っている最中に急に水になったり、熱くなったりを繰り返す場合、混合弁や温度センサーの不具合が疑われます。
- 異音がする(爆発音・共鳴音):点火時に「ボン」という小さな爆発音がする場合や、使用中に「ピー」「ブーン」という音が続く場合は、ファンモーターや燃焼系統のトラブルです。
- 給湯器周辺が常に濡れている:雨が降っていないにもかかわらず、給湯器の下のコンクリートが濡れていたり、配管から水滴が落ちていたりする場合は、内部の水漏れが始まっています。
- 排気口から黒い煙が出る:不完全燃焼を起こしている危険なサインです。一酸化炭素中毒のリスクがあるため、直ちに使用を中止する必要があります。
- 排気口周辺が煤(すす)で汚れている:黒煙と同様に、燃焼状態が悪化している証拠です。
- リモコンにエラーコードが頻繁に出る:一時的なエラーではなく、リセットしても「111」や「140」などのコードが繰り返し表示される場合は、点検が必要です。
特に注意が必要なのが「給湯器周辺の濡れ」です。給湯器内部には多数の配管やパッキンが使用されており、これらはお湯を作る際の熱収縮によって経年劣化します。初期段階では、お湯を使う時だけポタポタと漏れる程度でも、放置すると常時漏水に発展し、水道代への影響が深刻化します。月に一度は、給湯器の周りを目視で点検する習慣をつけることを強くおすすめします。
水がポタポタ垂れると水道代はいくらくらいになりますか?
「蛇口からポタポタ垂れる程度なら、大した金額にはならないだろう」と軽く考えてはいませんか?実は、水漏れによる水道料金の増加は、漏れている量と期間によって加速度的に膨れ上がります。24時間365日、一瞬も止まることなく水が流れ続けるため、わずかな漏水でも1ヶ月単位で見ると驚くべき水量になるのです。
東京都水道局が公開している漏水量と料金の目安などのデータを参考に、具体的な損失額をシミュレーションしました。現状の水漏れの状態と照らし合わせて確認してみてください。
| 水漏れの視覚的状態 | 1日の漏水量目安 | 1ヶ月の漏水量 | 1ヶ月の増加額目安 |
|---|---|---|---|
| ポタポタ垂れる(軽度) 蛇口のパッキン劣化程度 | 約10〜20リットル | 約0.3〜0.6立法メートル | 約100円〜数百円 |
| 糸を引くように流れる(中度) 細い線になって流れる状態 | 約300〜500リットル | 約9〜15立法メートル | 約3,000円〜6,000円 |
| 箸の太さ程度で流れる(重度) 配管の亀裂や破裂など | 数千リットル以上 | 数十立法メートル以上 | 数万円〜10万円超 |
※上記の金額は一般的な水道料金(上下水道含む)を基にした概算です。地域ごとの料金単価や、従量課金のステージ(使えば使うほど単価が上がる仕組み)によって、実際の請求額はさらに高額になる可能性があります。
特に恐ろしいのは、給湯器の配管破裂などで「箸の太さ程度」の水が漏れ続けた場合です。この状態を1ヶ月放置すると、水道料金だけで10万円近く請求されるケースも珍しくありません。東京都水道局のウェブサイトでも、漏水量の目安について詳しく解説されていますので、異常を感じた際は早急な確認が必要です。
参考:東京都水道局「漏水修繕・漏水による水道料金等の減額」水漏れ(漏水)について|よくある質問|東京都水道局
給湯器の水漏れはガス代にも影響する
給湯器からの水漏れトラブルにおいて、多くの人が見落としがちなのが「ガス代への悪影響」です。水漏れが発生すると、単に水が無駄になるだけでなく、以下の2つのメカニズムによってガス消費量が増大し、ガス料金の高騰を招くリスクがあります。
1. 熱効率の低下による過剰燃焼
給湯器内部の熱交換器(水をお湯に変える主要部品)やバーナー周辺で水漏れが起きると、部品が濡れてしまうことで熱の伝わり方が悪くなります。その結果、設定した温度のお湯を作るために、通常よりも多くのガスを燃焼させなければならなくなります。同じ量のお湯を使っているつもりでも、知らず知らずのうちにガスを浪費してしまうのです。
2. 水流センサーの誤検知による無駄な着火
給湯器は、蛇口をひねって水が流れたことを「水量センサー」が感知し、自動的に点火する仕組みになっています。配管からの漏水量が多い場合、蛇口を閉めていても配管内に水が流れ続けるため、センサーが「お湯が使われている」と誤認してしまうことがあります。
「お湯を出していないのに、給湯器から『ブォーン』という作動音が聞こえる」「リモコンの燃焼ランプがついたり消えたりしている」
このような現象に心当たりはありませんか?これは、水漏れによって勝手に点火動作が繰り返されている危険なサインです。
このような状態が続くと、ガス代が無駄にかかるだけでなく、不完全燃焼を引き起こし、一酸化炭素が発生する恐れもあります。ガス臭いと感じたり、異音が続いたりする場合は、ただちにガスの元栓を閉め、専門業者へ連絡してください。
給湯器の配管水漏れを止める方法とどこに連絡すべきか
実際に給湯器からの水漏れを発見した際、パニックにならずに適切な行動をとれるかどうかが、被害額を抑えるカギとなります。まずは落ち着いて応急処置を行い、その後に正しい連絡先へ修理を依頼しましょう。
【ステップ1】応急処置:止水栓を閉める
修理業者が到着するまでの間、水を止めなければ水道代は上がり続けます。以下の手順で給水を遮断してください。
- 給湯器の給水バルブを閉める:給湯器本体の下から出ている配管の中に、バルブ(止水栓)があります。これを時計回りに回して閉めます。
- 水道の元栓を閉める:給湯器のバルブが固くて回らない、あるいはどれかわからない場合は、家全体の水道メーターボックス(量水器)の中にある「元栓」を閉めてください。
※元栓を閉めると、キッチンやトイレなど家中の水が止まりますので、生活への影響を考慮して行う必要があります。
【ステップ2】連絡先:住居タイプ別の依頼先
修理の依頼先は、「持ち家」か「賃貸」かによって明確に異なります。ここを間違えると、費用の自己負担トラブルに発展する可能性があります。
| 住居タイプ | 最優先の連絡先 | 対応のポイント |
|---|---|---|
| 賃貸物件 (アパート・マンション) | 管理会社 または 大家さん | 給湯器は物件の設備であるため、修理・交換の権限と費用負担義務は原則として貸主にあります。自己判断で業者を呼んで修理してしまうと、費用を請求できなくなる場合があるため、必ず管理側に報告して指示を仰いでください。 |
| 持ち家 (戸建て・分譲マンション) | 給湯器メーカー または ガス会社・給湯器専門業者 | 設置から1〜2年以内の保証期間中であれば、メーカーのサポートセンターへ連絡するのが確実です。保証期間が切れている場合は、複数の専門業者から見積もりを取ることで、費用を安く抑えられる可能性があります。 |
インターネットで検索すると「格安修理」を謳う業者が多数出てきますが、中には高額な追加料金を請求する悪質な業者も存在します。消費者庁なども注意喚起を行っていますので、依頼する際は「水道局指定工事店」であるかを確認するなど、業者選びには慎重になる必要があります。
給湯器の故障で水道代が高額な時の対処法と費用
- 水道の水漏れは支払い義務がありますか?
- 漏水で水道代が払えない場合の対処法
- 給湯器の水漏れで水道代は減免される?
- 給湯器が壊れた場合、修理費用はいくらくらいですか?
- エコキュートの水漏れで水道代が上がった時の請求
- エコキュートの水漏れに水道代の保証はある?

水道の水漏れは支払い義務がありますか?
高額な請求書を前にして、「自分でお水を使ったわけではないのに、支払わなければならないのか?」と疑問に思うのは当然のことです。しかし、法的な観点と水道局の規定に基づくと、原則として水道料金の支払い義務は使用者(契約者)にあります。
水道の供給システムにおいて、道路の下を通る配水管から分岐して、敷地内の水道メーター(量水器)を通過するまでの間は水道局の管理下にあります。しかし、水道メーターを通過した後の給水装置(配管、給湯器、蛇口など)は、建物の所有者または使用者の財産(管理範囲)とみなされます。
したがって、たとえ不可抗力による故障や水漏れであっても、メーターを通過した水は「使用者が管理する設備から出た水」として扱われ、その水量に応じた料金の支払い義務が発生するのが基本ルールです。
ただし、これには例外や救済措置があります。例えば、賃貸物件において、入居者が以前から給湯器の不調を訴えていたにもかかわらず、管理会社や大家さんが修理を怠った結果として水漏れが発生した場合などは、民法上の「善管注意義務違反」などを根拠に、増加した水道代の損害賠償を貸主に請求できる可能性があります。このようなケースでは、支払いを拒否するのではなく、まずは一旦支払った上で、後から貸主に請求するという形をとるのが一般的です。
漏水で水道代が払えない場合の対処法
給湯器の故障による水漏れが長期間続き、数十万円単位の請求が来てしまった場合、家計の状況によっては一括での支払いが困難なこともあるでしょう。そのような時でも、絶対に放置したり無視したりしてはいけません。給水停止(水道を止められること)を避けるためにも、速やかに以下の行動をとってください。
1. 水道局の窓口へ相談する
お住まいの自治体の水道局(お客様センターなど)に電話をし、事情を正直に説明してください。「漏水があり修理を行ったが、高額な請求となり一括での支払いが難しい」と伝えれば、多くの自治体で柔軟な対応をしてくれます。
2. 分割払いや支払い猶予の交渉
相談の結果、以下のような対応が認められるケースがあります。
- 分割納付:数ヶ月〜1年程度に分けて支払う計画を立てる。
- 支払い期限の延長:次回の給料日やボーナス時期まで支払いを待ってもらう。
相談時の必須条件:
水道局が相談に応じてくれる大前提として、「漏水の修理が完了していること」が必要です。修理が終わっていない状態では、水漏れが止まっておらず料金が確定しないため、相談が進みません。まずは修理を最優先してください。
給湯器の水漏れで水道代は減免される?
多くの自治体では、漏水による使用者の過度な負担を軽減するために「水道料金の減免(減額)制度」を設けています。しかし、この制度は「どんな漏水でも安くなる」というものではなく、適用されるには厳格な条件があります。
一般的に、減免が認められるケースと認められないケースの境界線は、「発見の容易さ」と「管理責任」にあります。
| 判定 | 主な適用条件・理由 |
|---|---|
| 減免対象に なりやすい | 地下や壁の中など、不可視部分からの漏水 通常の生活では発見が困難であるため、使用者の過失が問われないケースが多いです。 適切な管理を行っていた場合 定期的な検針や点検を行っていたにもかかわらず発生した突発的な事故など。 |
| 減免対象外に なりやすい | 給湯器本体、トイレ、蛇口など「露出部分」からの漏水 目に見える場所や、耳で音が聞こえる場所からの漏水は「日常の点検で発見できたはず」とみなされ、管理不足(過失)として対象外になることが一般的です。 DIYによる修理や、修理の放置 指定業者以外による修理や、漏水に気づいていたのに放置した場合は認められません。 |
重要な注意点:
給湯器本体や接続配管からの水漏れは、多くの自治体で「露出配管」とみなされ、減免制度の対象外となる可能性が高いのが現実です。ただし、自治体によっては「給湯器の故障であっても一部減免する」という独自の規定を持っている場合もあります。
申請には、水道局指定工事店が発行した「漏水修繕証明書」や修理前後の写真が必要です。ご自身のケースが対象になるかどうかは、必ず管轄の水道局ホームページを確認するか、直接問い合わせて確認してください。例として、横浜市水道局などのQ&Aページでは、減免の対象範囲について具体的な事例が掲載されています。
参考:横浜市水道局「漏水による水道料金・下水道使用料の減額制度」漏水(水漏れ)に伴う水道料金等の減額について 横浜市
給湯器が壊れた場合、修理費用はいくらくらいですか?
給湯器の修理を業者に依頼する際、もっとも気になるのがその費用です。修理費用は、故障の原因、交換が必要な部品の種類、そして給湯器の使用年数によって大きく変動します。あらかじめ相場を知っておくことで、提示された見積もりが適正かどうかを判断する材料になります。
以下は、ガス給湯器における一般的な修理・交換費用の目安です(部品代+技術料+出張費を含む総額)。
| 修理・交換の内容 | 費用相場(目安) | 備考 |
|---|---|---|
| 消耗品の交換 (パッキン、水量センサー等) | 約5,000円 〜 1.5万円 | 軽微な水漏れやエラーの場合。比較的安価に済みます。 |
| 主要部品の交換 (基盤、ファンモーター、熱交換器等) | 約2万円 〜 5万円 | 制御系の故障や燃焼不良の場合。部品代が高額になることがあります。 |
| 給湯器本体の交換 (給湯専用タイプ) | 約5万円 〜 10万円 | 追い焚き機能のないシンプルなタイプ。 |
| 給湯器本体の交換 (オート・フルオートタイプ) | 約12万円 〜 25万円 | 自動湯張りや追い焚き機能付き。号数や機能(エコジョーズ等)により価格が上がります。 |
修理か交換か?判断の目安は「使用年数」
給湯器メーカーは、設計上の標準使用期間を「10年」と定めています。設置から7〜8年以内の故障であれば修理をする価値がありますが、10年を超えている場合は、修理をしてもすぐに別の箇所が故障するリスクが高く、部品の保有期間も終了している可能性があります。
10年経過している場合は、修理費用に数万円かけるよりも、省エネ性能の高い最新機種へ交換したほうが、長期的なランニングコストを含めるとお得になるケースがほとんどです。
エコキュートの水漏れで水道代が上がった時の請求
オール電化住宅などで採用される「エコキュート(自然冷媒ヒートポンプ給湯機)」は、ガス給湯器とは異なる特有のリスクがあります。それは、「深夜に大量の水漏れが発生しやすい」という点です。
エコキュートは、電気代の安い深夜電力を使って一晩中お湯を沸かし、タンクに貯める仕組みです。そのため、就寝中にタンクやヒートポンプユニットから水漏れが発生しても気づきにくく、朝起きたら周囲が水浸しになっていた、という事例が多く見られます。また、貯湯タンクの容量(370L〜460L)が大きいため、一度トラブルが起きると流出する水の量も多くなりがちです。
エコキュートの水漏れによる水道代に関しても、原則として使用者の自己負担となります。ガス給湯器と同様に、まずは止水栓を閉めてメーカーや施工店へ連絡することが先決ですが、エコキュートの場合は修理・交換費用がガス給湯器よりも高額(本体交換で30万円〜60万円程度)になるため、金銭的なダメージがさらに大きくなる傾向があります。

エコキュートの水漏れに水道代の保証はある?
高額な修理費と水道代のダブルパンチとなるエコキュートの水漏れ被害。なんとか保険や保証でカバーしたいところですが、残念ながら適用される範囲は限定的であることが多いです。
1. メーカー保証の範囲
エコキュートには通常、本体に1〜2年、冷媒回路に3年、タンクに5年といったメーカー保証が付帯しています(メーカーにより異なる)。しかし、これはあくまで「機器の故障を無償で修理する」ための保証です。故障によって発生した「水道代」や「電気代」の損失まで補償してくれるメーカー保証は基本的に存在しません。
2. 火災保険(水濡れ補償)の適用範囲
火災保険には「水濡れ」という補償項目が含まれていることがありますが、これは主に「水漏れによって損害を受けた家財や建物(床・壁・家財道具)」の修復費用を補償するものです。
重要ポイント:水道代は補償対象外が一般的
多くの火災保険では、「漏れてしまった水そのものの代金(水道料金)」は補償の対象外とされています。ただし、保険会社や契約プランによっては、「水道管凍結修理費用保険金」特約などで修理費用の一部が出たり、稀に水道代の一部を補填する特約が存在したりする場合もあります。
まずは、ご自身が加入している火災保険の証券を確認するか、保険代理店に「給湯器からの水漏れで高額な水道代がかかったが、補償される特約はないか?」と問い合わせてみることをおすすめします。ダメ元で確認する価値は十分にあります。
まとめ:給湯器の故障と水道代への対策
- 給湯器の水漏れは水道代だけでなく、ガス代の無駄遣いや不完全燃焼の原因にもなる
- お湯の温度が安定しない、異音がする、本体周辺が濡れているといった予兆を見逃さない
- ポタポタ程度の水漏れでも、1ヶ月放置すると数千円〜数万円の請求増につながる
- 水漏れを発見したら、まずは給湯器の止水栓か水道の元栓を閉めて応急処置を行う
- 賃貸物件での修理は、自己判断せず必ず管理会社か大家へ連絡する
- 持ち家の場合は、保証期間内ならメーカー、期間外なら専門業者へ相見積もりをとる
- 水道料金の支払い義務は原則使用者にあり、高額でも免除されるわけではない
- 支払いが困難な場合は、水道局へ相談して分割払いや猶予を申請する
- 地中や壁の中など不可視部分の漏水は減免制度の対象になりやすいが、給湯器本体は対象外が多い
- 給湯器の修理費用は部品交換で数万円、本体交換なら10万円以上、エコキュートはさらに高額
- 設置から10年を超えた給湯器は、修理よりも交換を選ぶ方が長期的にお得
- 火災保険は「水濡れによる建物の被害」には使えるが、「水道代」の補填は難しい場合が多い
- 月々の水道料金やガスメーターの動きをチェックし、早期発見に努めることが最大の防御策
